2020.02.12
今回、選手ブログを担当させて頂くことになりました経営学部経営学科1年の国増治貴です。
山口県のフグが有名な下関市出身です。
今回は自分の目標について話そうと思います。
もちろん、大学4年間の最大目標は箱根駅伝に出場することです。
個人としては、1区・5区を走りたいと考えています。
そのほかにも色々な目標があり、そのうちの一つについてお話しします。
ざっくりと言うと、それは父の存在を越えることです。
その理由は、陸上競技における競技面はもちろんですが、生き様というか、そのような考え方や信念に共感が持て、自分も同じような人生を歩みたいと感じたからです。
なかなか話す機会がなかったので、この機会を借りて形として残したいと思います。
簡単に、父の紹介をすると、高校は山口県の西京高校に、その後は中国地区の大学に進学します。
主将として全日本大学駅伝にチームとして初出場や、学生連合で出雲駅伝も走りました。
学生の時にマラソンにも挑戦し、卒業後は実業団の女子チームのコーチも経験しました。
自分も、大学4年間でマラソンに挑戦したいと思っていますし、卒業後は指導者としての道も考えており、共感する部分が多いです。
また、一番父を目標にしようと考えたキッカケは、父の学校選択の面にあります。
父の母校、西京高校は現在では、山口県の強豪校となっていますが、父は一期生として入学します。
大学も強豪校ではない大学に進学しました。
このような考え方には、自分自身で新たな道や時代を作りたいという思いが背景にあります。
どんな環境であれ、強豪校に入れば、そことは戦えず、勝つことはできない。
そして新しい時代も作りにくい。
これを父から学びました。
この考え方に共感を持ち、自分も高校は西京高校を倒して都大路に行くという目標で、地元の高校に進学し頑張りました。
大学も縁がありましたが、新たな時代を作っていきたいという思いで入学しました。
父とも二人三脚で練習し、一緒に走ってきた頃から自転車で並走したり、タイムを計ってくれたりと
歳を重ねるごとに父の出来ることは変わってきましたが、日曜日に近くの河川敷で練習していた初心の気持ちは自分のこだわりです。
今でも帰省の際には河川敷にいって家族みんなで競争しています。
この気持ちを忘れずに競技に取り組んで結果に繋げたいです。
今年度を振り返ると大きな故障も無く、練習を積めることが出来たので、多くの大会にも出場させて頂きました。
ですが、今年も同じように行くとは思っていません。
今年は我慢の年だと思っています。
何事も耐えてコツコツ積み上げていきたいです。
とても頼もしい同期もいるので、今年は本当に楽しみです。
みんな強いので負けないように努力したいです。
今年度は故障で苦しんだ同期も多くいますが、徐々に戻ってきて良い感じと言えます。
個人的には、特に南里樹・小島光佑・中村瑠吾に注目して欲しいです。
今後とも応援よろしくお願い致します。