専修大学陸上競技部

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4年 市来原 潤

「あ、オリオン座だ。」

高校3年生の冬、入試で初めて専修大学の朝練習に参加した際に思ったことです。

あっという間に大学生活も終わろうとしてます。

授業は終わってしまい、もう学生とは言いづらいかも知れません。

いつになっても4年前のことを昨日のことのように思い出すので、2ヶ月後にある箱根駅伝予選会は15秒後には来るのではないかと思っています。

専修大学陸上競技部の選手で居られるうちに、何ができるかと、現実と向き合い、考えて行動しなくてはならない時期にやって参りました。

自分は現実を見るのがとても嫌いです。

基本漫画の世界に潜りたいです。最近はキングダムにハマっています。

秦の始皇帝である政と下僕である信が中華統一を目指して戦う物語です。

魅力的なキャラクターが多いのですが、その中でも麃公(ひょうこう)将軍という武人がかっこいいです。

彼は知略が張り巡らされた戦場で独自の戦いの嗅覚だけで活路を開いていきます。

あの背中で周りを奮起させる姿がとても尊敬できます。

何が言いたいかというと、そんな姿を目指し、チームを引っ張っていきたいです。

自己紹介が遅れました、4年の市来原潤です。出身は鹿児島です。

余談ですが、入寮当初は3年生だった同部屋の先輩に「何を話しているか分からない日本語を喋れ」と毎日のように言われていました。

そんな先輩がいたからこそ、毎日飽きることなく寮生活を送れていました。一度もホームシックになりませんでした。

きっとあの人なりの愛情表現だったんだなと思います。

あの時の出会いがあったからこそ、今も陸上を続けられていると思います。また、陸上があったからこそ得られた出会いでもあります。

ここまで思いついたことを書いたのでどう伝わっているかは、ちゃんと読んでくださった方に委ねます。

最後に、いつも支えてくれている人に恩返しをするために残りの日数を大切にしていきます。

卒業生との食事会にて (市来原:中央)