ランニング初心者は、最初から3kmを走り切る必要はありません。難しければ1〜2kmやウォーキングから始め、疲れたら歩きを挟みながら、無理のない範囲で少しずつ距離を伸ばしましょう。ペースの参考例としては1kmあたり7〜8分、3kmで20〜30分ほどという案内がありますが、別の記事では1kmあたり8〜10分が目安とされており、万人共通の基準ではありません。
最初から3kmを走り切らなくて大丈夫
3kmは初心者が目標にできる距離の一例です。走ることに慣れていない場合は、まず1〜2kmを目安にしたり、ウォーキングから始めたりしても構いません。最初の段階では、目標距離を達成することより、走る動きに慣れることを優先しましょう。
デサントの記事では、初心者は3km程度を目安にし、難しければ1〜2kmから始めてもよいと案内しています。また、ゆっくりしたジョギングや、少し息が弾む程度のウォーキングから始める方法も紹介されています。自分にとって無理のない距離から始め、短い目標を達成できたら次の段階を考えるのが基本です。
距離の目安は、毎回3kmに固定する必要はありません。今日は1km、別の日は2kmというように、体力やその日の状態に合わせて調整できます。最初から距離を増やすことにこだわらず、まずは「走る時間を作る」「外に出て体を動かす」といった取り組みやすい目標を置く方法もあります。
参考:デサント「ランニングの始め方。走る距離やペース、注意点を解説」
走り続けられないときは歩きを挟む
走っている途中で疲れたら、歩いても大丈夫です。走ることを中断したからといって、その日の練習が無駄になるわけではありません。歩きを組み合わせながら、無理なく運動を続けることを目指しましょう。
進め方は、たとえば次のように考えられます。
- まずはウォーキング、または短い距離のゆっくりしたジョギングから始める。
- 走っていて疲れたら歩き、落ち着いたら自分のペースで再び走る。
- この方法に慣れてきたら、歩く区間を少しずつ減らし、走る区間を伸ばす。
- 3kmの距離を走ることに慣れたら、途中で歩く回数や時間を減らしていく。
この段階的な進め方は、Tarzan Webの初心者向けプログラムでも紹介されています。疲れたらジョギングの途中で歩き、歩く距離を少しずつ減らして、最終的に最初から最後まで走ることを目指す内容です。歩く時間や距離を決まった割合にする必要はありません。走る・歩くの切り替えは、その日の状態に合わせましょう。
参考:Tarzan Web「3km・5kmの壁を越える。ジョギング未経験者のための練習メニュー」
ペースと所要時間は参考値として考える
初心者向けのペースについて、デサントの記事は1kmあたり7〜8分を目安とし、3kmなら20〜30分ほどで走るイメージを示しています。一方、アルペンの記事では1kmあたり8〜10分程度が目安として紹介されています。
このように記事によってペースの案内には幅があります。数字は走り始めるときの参考例であり、3kmを何分で走るべきかを決める共通の正解ではありません。同じ人でも、走る環境やその日の調子によって感じ方は変わります。タイムだけで速い・遅いを判断せず、無理なく続けられるペースを探してください。
走り始めは、速さを上げるより、ゆっくりしたジョギングで体を慣らすことを意識します。走っている途中で苦しくなったら、ペースを落とす、または歩く方法があります。3kmを走り切ることが難しい場合も、まずは距離を短くするか歩きを挟み、走ることを続けやすい形に整えましょう。
参考:デサント「ランニングの始め方」/アルペン「ランニングのペースはどれくらいが目安?」
距離や練習頻度は無理なく調整する
短期的な目標を達成できたら、距離や練習頻度を無理のない範囲で少しずつ調整します。1〜2kmを走ることに慣れたら次の距離を試す、歩きを挟みながら3kmを目指す、といった進め方ができます。最初から距離と頻度を同時に増やす必要はありません。まず何を続けやすくしたいかを決めて、変える項目を絞ると取り組みを振り返りやすくなります。
練習頻度の例として、Tarzan Webは週3回を基本とするプログラムを紹介しています。また、スポーツメイトランの記事では、走り始めの練習例として1回1〜2km程度、2〜3日に1回程度という周期を示しています。これらは各記事が提案する例で、全員に当てはまる必須スケジュールではありません。回数や間隔は、自分が続けやすい形で考えましょう。
具体的な週ごとの距離や増加率を決めて急いで進めるより、短い目標を達成できたかを見ながら次を調整することが大切です。予定した距離を走れなかった場合も、次回に無理に埋め合わせる必要はありません。距離を戻す、歩きを増やすなど、取り組みやすい段階に調整できます。
走る前後の準備とコース選び
走り始める前は、いきなり走り出すのではなく、ストレッチなどでウォーミングアップを行いましょう。走り終わった後も、クールダウンとしてストレッチを取り入れる方法が紹介されています。運動の前後だけでなく、ランニング中にも水分を取り、始める前と終わった後の水分補給も意識してください。
コースは、安全でアップダウンが少なく、走りやすい場所を選ぶのがポイントです。初心者のうちは、急な坂道や複雑な道順を避け、距離を把握しやすいコースにすると、3kmまでの進み具合を確認しやすくなります。Tarzan Webは、短めと長めの2つのホームコースを用意する案も紹介しています。気分や目標に応じて選べるコースがあると、距離を調整しやすくなります。
走っている最中に痛みや体調不良を感じたときは、無理に距離を達成しようとせず、いったん走るのをやめてください。症状ごとの原因や運動を続けてよいかは、ここで挙げた練習目安だけでは判断できません。体調に不安がある場合は、無理をせず適切な専門家に相談してください。
3kmを目指すときのポイント
- 3kmは目安の一例。難しければ1〜2kmやウォーキングから始める。
- 走り続けられないときは歩きを挟み、慣れたら歩く区間を少しずつ減らす。
- ペースや所要時間の数字は参考例として受け止め、自分の走りやすさを優先する。
- 距離や頻度は、短い目標を達成してから無理のない範囲で調整する。
- 走る前後の準備と水分補給を行い、安全で走りやすいコースを選ぶ。
まずは3kmにこだわらず、今の自分が取り組みやすい距離やウォーキングから始めましょう。走る・歩くを組み合わせ、無理なく続けられる形を見つけることが、3kmを目指す一歩になります。
